こんにちは!ともです。
趣味はお金のかかるものと思われがちですが、お金をほとんどかけずに余暇を楽しむ方法が「散歩」です。
この記事では散歩が最高の趣味である理由について語ります。
散歩の魅力
お金がほとんどかからない
散歩の最大の魅力、それはお金がかからないことです。
散歩には高価な道具や衣類は必要ありません。
私が最初に散歩を趣味としたのは、無職になったときです。
支出を抑えながらダイエット目的で始めましたが、いつの間にか散歩そのものを楽しむようになりました。
「東京23区内ぐらいなら歩いて移動できる」
と気づいたのは、ちょっとしたおどろきでした。
ただしあまり長距離だと時間がかかってしまいますので、散歩場所までの交通費は多少必要になります。
近所の散歩だけなら交通費すらもかかりません。
私は最近スクーターで都内を走り、気が向いた場所で駐車してから周辺を散歩しています。
好みや気分によって電車・バス・自転車などと組み合わせると、楽しみ方にバリエーションがふえます。
目的地を決めなくていい
目的や目的地を決める散歩や旅行ももちろん楽しいですが、いくらでもコースを変更できるのは散歩のいいところです。
どこに行くのも自由、途中でやめるのも自由。
気の向くままに楽しめます。
健康に良い丨ダイエットにも効果的
散歩を続けると体の調子が自然とよくなります。
現代人は一日の中で座っている時間がとても多く、座りすぎは健康にとても良くないという研究結果もあります。
また散歩はダイエットや、脱ひきこもりのきっかけにもなります。
私は最初の無職時代にひきこもり気味になり、体重が90kg近くになりました。
仕事に復帰するためにダイエットをはじめましたが、ランニングではひざに負担がかかります。
散歩からダイエットを始め元の体重にもどすことができました。
いきなりジムに通ったり筋トレしたりするよりも、
まずは散歩で基礎体力をつけてからの方がはかどります。
脳が活性化する
散歩はクリエイティブな思考や想像力を活性化します。
次のような著名人や過去の偉人たちが、散歩中にさまざまなアイデアを得ています。
- Appleの元CEOスティーブ・ジョブズは歩きながら会議や面接を行った。
- フェイスブック創業者マーク・ザッカーバーグも散歩しながらの会議で有名。
- 作曲家のベートーヴェンは散歩中に交響曲第6番「田園」のアイデアが浮かんだ。ウイーンの「ベートーヴェンの小径」は観光スポットとして有名。
- 哲学者のカントは決まった時間に決まった場所を散歩した。あまりに時間が正確だったので、近所の人はカントをみて時計の時刻を修正した。
- 自然科学者ダーウィンは大の愛犬家で、毎日の散歩を欠かさなかった。
- 小説家のディケンズは、小説の登場人物を散歩中に生み出した。
さらに散歩は認知症の予防にもつながるといわれています。
高齢者では、「寝たきりになると認知症になりやすい」といいます。その逆に、「よく歩くと認知症になりにくい」ことが最近の研究によってわかってきました。たとえば、70~80歳の女性の認知機能テストの成績と日頃の運動習慣の関係を調べた研究によると、日頃よく歩く人はテストの成績が良く、少なくとも1週間に90分(1日あたりにすると15分程度)歩く人は、週に40分未満の人より認知機能が良いことがわかっています
東京都健康長寿医療センター研究所ホームページhttps://www.tmghig.jp/research/topics/201412/
私の場合は
「この道はここに通じてたんだ!」
と楽しく感じる経験がとても増えました。
これは私の体感ですが、この瞬間に脳はすごく活性化しているのではないでしょうか。
この感覚が意外とやみつきになり、自然と道にも詳しくなります。
散歩の楽しみ方
風景を楽しむ
旅行でも散歩でも、初めて見る景色にはワクワクするものです。
未知の場所を散歩すれば、旅行とそれほど変わらない楽しさを得ることができます。
四季折々の草花を楽しむのも散歩の大きな楽しみです。
とくに桜の季節は最高ですね。
都内には名所がたくさんあるので、桜の時期の歩行距離はだいぶ長くなります。
考え事をする
散歩をしながら頭の整理をする著名人は意外なほど多いです。
有名なところではAppleの元CEOスティーブ・ジョブズです。
彼は散歩をしながらアイデアを整理することが多かったそうです。
クリエイティブな分野で活躍する人物に散歩好きが多いのは、歩くことによって脳を含む全身の血行が良くなり創造性が高まるからと考えられます。
ラジオや音楽ストリーミングサービスを楽しむ
音楽ストリーミングサービスが充実している最近では、自分好みの音楽をAIが選曲することが当たり前になっています。
あえてラジオを聴くことで、「自分ではわざわざ探して聴くことはなかったであろう音楽」に出会うこともできます。
気分に応じてラジオや音楽ストリーミングサービスを使い分けると散歩の楽しさが広がります。
私は散歩中にいつの間にか頭にこびりついていた歌が、あいみょんの『君はロックを聴かない』だったと、ずいぶん後になってから知りました。
最近はSpotifyを利用することが多いです。
写真撮影を楽しむ
写真撮影と散歩の相性はとてもいいです。
私も遅ればせながらスマホでの写真撮影にはまりつつあります。
若い頃から海外旅行が好きでよく行っていたのですが、
「思い出は心に焼き付ける」
が当時の信条で、写真は全く撮りませんでした。
当然カメラや撮影の知識は全くありませんので、ブログを始めた今では激しく後悔しています。
せめてこれからの散歩では写真撮影を楽しもうと思います。
カメラも買いたくなるかもしれませんね。
※やはりカメラが欲しくなり「RICOH GRⅢ」を購入してしまいました。
飲食を楽しむ
散歩中にテレビや雑誌でよく見かける有名店の前を通りがかったり、隠れ家的なカフェを偶然見つけたりすることもよくあります。
コロッケや肉まんを食べ歩きしたり、タピオカミルクティーを飲んでみたり、好きなタイミングで飲食を楽しめるのも散歩の大きな楽しみです。
動物とのふれあいを楽しむ
家庭の事情でペットを飼えない方にとくにおすすめなのが、動物とのふれあいです。
自分で犬を飼っていなくても、他人が犬を散歩させるのを見るだけでとても楽しいんです。
おすすめは週末に、大きめの公園でペット観察することです。
大きめの公園には愛犬家が集います。
大型犬から小型犬まで次から次へ散歩に来ますので、ずっとみていても全然あきません。
ときにはフクロウやオウムなどをつれて散歩している方もいます。
大きなレンズ付きのカメラを持ち、野鳥の撮影と散歩を兼ねて楽しんでいる方もよく見かけます。
もちろん公園以外でも動物とふれあうことはできます。
住宅街では野良猫やハトに会えますし、ペットショップで子犬や子猫を見ることもできます。
無心になる
ときには無心になれることも散歩のいいところです。
散歩には座禅や瞑想と似たところがあります。
ひたすら無心で歩くことで脳がリラックスし、ストレスが軽減されていくのが実感できます。
怒りを静めたいときや緊張をほぐしたいときにも、散歩して気持ち良い汗をかくのが一番効果的です。
私は散歩をはじめてから、イライラすることが少なくなったと感じています。
会話を楽しむ
私は一人散歩派ですが、夫婦やパートナーと会話を楽しみながらの散歩もうらやましいとおもいます。
目に触れるものがきっかけとなり、自然と会話もはずむのではないでしょうか。
散歩を共通の趣味にする夫婦やパートナーは、とてもしあわせそうに見えます。
オーディオブックで「ながら読書」する
散歩とオーディオブックの相性は最高です。
自己啓発書や語学学習など「ながら学習」もできるので、インプット効率が高まります。
いそがしいビジネスマンや受験生にとくにおすすめです。
散歩におすすめの場所
公園
大きめの公園は散歩にうってつけの場所です。
車がいなくて安全ですから、無心で歩きたい場合には最適な場所です。
近くで買ったランチを楽しむのもいいですね。
最近は運動器具やドッグランを併設するなど、魅力的な公園がふえています。
川
河川敷や土手の上は歩行者用に整備されていることが多く、道に迷うこともないのでとても歩きやすいです。
野球のグランドやサッカー場などがある関係で、公衆トイレや水飲み場も以外と整っています。
東京都内では荒川・多摩川・江戸川あたりの河川敷が、広くて歩きやすいのでおすすめです。
自転車やランナーとゆずりあって散歩を楽しみましょう。
山
東京都内でも登山は楽しめますが、散歩とは装備がことなります。
散歩として楽しむなら山頂を目指すのではなく、ふもとを歩く程度にしておきましょう。
低山だからと山をなめるとたいへん危険です。
登山は登山としてしっかり準備して楽しみましょう。
海
海岸沿いを潮風を浴びながらの散歩もとても気持ちのいいものです。
都内のおすすめは伊豆七島まで足をのばしての散歩です。
伊豆大島や八丈島などは周回道路がありますので絶景を楽しめます!
コロナが落ち着いたらぜひ行ってみてください。
都会
都会には高層ビルや近代的な複合ビルばかりでなく、歴史的な建造物もたくさんあります。
たとえば東京には江戸の名残を感じられる、由緒あるスポットがたくさんあります。
それらを眺めながら見知らぬ道を歩くと、好奇心をかきたてられて楽しいものです。
神社仏閣に興味があれば、七福神めぐりも多数のコースが存在します。
御朱印集めをしている方は、散歩といっしょに楽しめますね。
車が好きな方にとっては、高級車に遭遇しやすいのも都会の特徴です。
住宅街
住宅街の散歩には個性的な一軒家をみつけて感心したり、隠れ家カフェを見つけたりする楽しみがあります。
大きな団地やマンションなどもそれぞれ個性がありますので、見比べてみると意外とおもしろいものです。
地下街やショッピングモール
雨の日の散歩には地下街やショッピングモールがおすすめです。
雨にぬれないのはもちろんですが、お店の商品をなんとなくながめながら歩いているだけで、いつのまにか結構な距離を歩いているでしょう。
博物館や美術館
少しお金がかかりますが、博物館や美術館はとくにおすすめです。
たとえば東京国立博物館や国立科学博物館などは、じっくり見て回るとかなりの歩行距離になります。
定期的に展示内容が変わりますので、上野公園とあわせて最高の散歩コースと言えます。
東京都内の博物館や美術館は、ぐるっとパスを利用するとコスパ最高です。
ご存じない方はぜひ利用してみてください。
散歩におすすめのアイテム
ワイヤレスイヤホン
散歩中、音楽やオーディオブックを楽しむ時に便利なアイテムが骨伝導イヤホンです。
AfterShokzの製品は使い心地がいいのでおすすめです。
ぐるっとパス
「東京・ミュージアム ぐるっとパス」は、東京を中心とする99の美術館・博物館等の入場券・割引券が1冊にまとまったお得なチケットブックです。
価格は2,200円(ぐるっとパス2020)とたいへんお得です。
散歩のお供に購入をおすすめします。
「ぐるっとパス2020」は、約42,000円相当の入場券と、約4,900円相当の割引券がセットで1冊になり2,200円です。ただし、どのぐらいお得かは、個々のお客様のご利用する時期や施設により異なります。行きたい展示をあらかじめご確認の上、ご利用ください。
東京都歴史文化財団 https://www.rekibun.or.jp/grutto/guide/
カバン
散歩用のカバンはできる限り軽量のもの、できればウエストバッグやヒップバッグをおすすめします。
ウエストバッグは長距離を歩いても肩が痛くなりません。
おすすめはグレゴリーのウエストバッグです。
ウエストバッグでは荷物が入り切らない場合は、モンベルの「ポケッタブル ライトショルダー M」のような柔らかくて軽い素材のバッグをおすすめします。
薄くてとても軽いので心配になるかもしれませんが、よほどのことがなければ破れません。
サングラス
日差しが強いときは目を守るためにもサングラスは欠かせません。
私のようにメガネをかけている方にはオーバーサングラスやクリップオンサングラスをおすすめします。
折りたたみ傘
急な雨に備え、軽量で丈夫な折りたたみ傘も用意したいですね。
やはりモンベルの製品が軽くて使いやすいのでおすすめです。
スニーカー
ウォーキングシューズと呼ばれる商品が多数存在しますが、私が一番歩きやすいのはランニングシューズです。
なかでもアシックスのGT2000シリーズは、価格と丈夫さ、履き心地のバランスが優れていると感じます。
小型の財布
散歩中は荷物を少なくしたいので、財布も小型のものをおすすめします。
私はノーマディックの小銭入れをずっと愛用していて、現在は2代目を使用中です。
この小銭入れはキーホルダーとカードポケットが付いているのが最大の特徴で、常に家の鍵とSuicaをセットで持ち歩いています。
とても丈夫なので散歩専用財布として激しくおすすめします。
まとめ
散歩の魅力がみなさんにうまく伝えられていればうれしいです。
いっしょに散歩を楽しんで、健康になりましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。