今回はVSGOのクリーニングスワブを使用して、自力でイメージセンサーの清掃をした体験談をお届けします。
イメージセンサーの清掃はあくまでも自己責任でお願いします。
自力でイメージセンサーの清掃をした体験談
どんなに注意してもイメージセンサーは汚れる
以前よりイメージセンサーについたホコリが写真に写り込むことが気になっていました。
今まではブロワーで対処していましたが、それだけでは落ちない汚れが付いてしまったようです。
上の写真はわかりやすいように拡大したものですが、絞った際に画面全体にシミのような汚れが目立つようになりました。
屋外でレンズ交換することはほとんど無く、自宅で交換する際も注意していますが、汚れがカメラ内に入り込むことを完全に防ぐことはできません。
イメージセンサーのクリーニングは、レンズ交換式のカメラを使っている限り避けられない課題です。
メーカーに依頼すると時間と費用がかかりすぎる
イメージセンサーはカメラの心臓といってもいいほどデリケートな部分。
本来はメーカーに依頼することが確実です。
しかし私のようなプロのカメラマンでもない一般人が、気軽に依頼できるような金額ではありません。
更にサービスセンターの予約や往復等にも時間とコストがかかります。
それほど厳しい環境でカメラを使用しているわけではなく、汚れもそれほどひどい状況ではなさそうなので、とりあえず自力でクリーニングしてみることにしました。
それでもどうにもならなければメーカーに依頼するつもりでした。
VSGOのクリーニングスワブを購入
インターネットやアマゾンで調べてみたところ、多くのインフルエンサーが紹介しているVSGOのクリーニングスワブが良さそうです。
クリーナー付きのフルサイズ用キットがあったので購入してみました。
このキットにはクリーニングスワブが12本入っています。
専用のセンサークリーナーは10mlが1本。
恐る恐る清掃してみる
センサーの汚れを確認する方法は様々なカメラ関係のサイトで説明されているので省略します。
今回初めてイメージセンサーを清掃するついでに、フラッシュライトで照らしながらよく見てみたのですが、ホコリのようなものがセンサーの1/3ぐらいをうっすら覆っているようでした。
ホコリが入らないように大事に扱っているつもりだったのでかなり驚きました。
レンズ交換の度にセンサー表面のホコリをブロワーで飛ばしても、センサー周りのどこかにホコリが残っていることも容易に想像できます。
使用期間が長くなればなるほど、ホコリが内部に蓄積してセンサーに付きやすくなりそう。
ブロワーである程度ホコリを飛ばしてから、手順に従って清掃してみました。
一回目はクリーナーを使わずクリーニングスワブだけで乾拭きします。
それでも落ちないしつこい汚れが残ったらクリーナーを使用します。
私の場合は幸い乾拭き一回で綺麗になりました。
私は素手でやってしまいましたが、本来は静電気防止の手袋をしたほうがいいようです。
もったいないように感じますが、クリーニングスワブは一度しか使用できません。
クリーニングスワブで取った汚れが再びセンサーに付いてしまったり、取ったホコリでセンサーを傷つけてしまう可能性があるからです。
汚れが酷い場合は、
乾拭き→クリーナー使用→乾拭き
と、最低3本のクリーニングスワブが必要になります。
クリーナーが必要になるケースだと、クリーニングスワブを何本も使用することになりそうだったので安心しました。
まとめ
今回恐る恐るですが、自力でセンサークリーニングをしてみて良かったと思います。
軽い汚れだったら簡単に除去できるのでコスパはかなり良いと感じました。
イメージセンサーの汚れはどんなに注意しても避けられません。
イメージセンサー周りにホコリや汚れがたまりすぎる前に、定期的に清掃すると良さそうですね。
