招き猫発祥の地とされる豪徳寺を参拝しました。
境内のあちこちにある無数の招き猫は圧巻です。
豪徳寺の「招福猫児(まねきねこ)」
豪徳寺(ごうとくじ)は、東京都世田谷区豪徳寺にある曹洞宗の寺院。
小田急線の豪徳寺駅から徒歩10分ほどの閑静な住宅街の中にあります。
招き猫発祥の地と聞いていたのでとても楽しみにしていました。
「碧雲関」と書かれた山門をくぐります。
迫力ある狛犬がお出迎え。
対になっていない狛犬は珍しいような。
招福殿前には招福猫児(まねきねこ)の銅像が。
さすが招福猫児(まねきねこ)発祥の地ですね。
招福殿内が一番の記念撮影スポットなのでとても混雑しています。
よく見るといろいろな場所に小さな招福猫児(まねきねこ)が当たり前のように奉納されています。
探してみると面白いですよ。
招福殿の周囲にある招福猫児(まねきねこ)は、願いがかなった人々が奉納したものです。
これだけの数の人々の願いが実際にかなったと考えると、かなり縁起が良さそうな場所ですね。
仏様も「招福猫児(まねきねこ)」に囲まれて嬉しそうに見えます。
よくみると豪徳寺の「招福猫児(まねきねこ)」は小判を持っていません。
なぜなら福そのものを与えてくれるわけではなく、人を招いて「縁」をもたらしてくれるから。
山門に近づいた時点ですぐに気がついたのですが、豪徳寺は外国人観光客にとても人気があるようです。
この日の境内は外国人観光客と思われる方たちが多く、日本人はほとんど見かけませんでした。
絵馬の願い事も英語表記が多めです。
世田谷区指定有形文化財の梵鐘は区内最古のもの。
延宝7年(1679年)に藤原正次(釜屋六右衛門)により鋳造されました。
三重塔にもいくつか招福猫児(まねきねこ)を見つけることができました。
周囲に十二支が彫られているのですが、ねずみと猫が仲良さそうにしていてユーモラス。
この写真にも写っていますがわかりますか?
豪徳寺は彦根藩主・井伊家の江戸における菩提寺。
井伊家墓所内には幕末の大老、13代井伊直弼の墓もあります。
「招福猫児(まねきねこ)」以外にも見どころが多い豪徳寺でした。
猫好き以外の方にもおすすめです。