こんにちは、ともです!
今回は初めての単焦点レンズに焦点距離85mmを選んだ理由をご紹介します。
この記事で使用している写真はすべてSONYの85mm単焦点レンズ、FE 85mm F1.8 (SEL85F18)で撮影したものです!
85mm単焦点レンズを選んだ理由
- 購入したSONY a7Cのキットレンズは「FE 28-60mm F4-5.6 (SEL2860)」だったが、もっと望遠側が欲しいと感じることが多かった。
- 広角側で撮影した写真には余計な物が写り込んでいることが多く、主題を上手く切り取ることが難しいと感じていた。
- 広角側で撮影した写真は歪みが気になることが多かった。パースを活かした写真もあまり自分の好みではないことに気がついた。
- 50mmの単焦点レンズも考えたが、キットレンズの50mmでも写りがとても良く感じたので、せっかく買うならより望遠側の明るいレンズを試してみたいと思った。
- SONYの無印レンズの中ではFE 85mm F1.8 (SEL85F18)は特に評判が良く、比較的安価だった。
結果論ですが、キットレンズを買わずに最初に標準レンズのFE 50mm F2.5 G (SEL50F25G)、その次にこのFE 85mm F1.8 (SEL85F18)を買えていれば私にとってベストな選択だったと思います。
なぜなら現在35mm・85mmの純正無印レンズを所有していますが、次に欲しいレンズが50mmだからです。
FE 85mm F1.8 (SEL85F18)を選んで良かったこと
- 人、花、動物等、背景をぼかして主題が浮かびあがっているような写真が簡単に撮れる。
- 最初に家族の記念写真を撮影したが、プロっぽい写真でびっくりした。フルサイズセンサーのカメラを購入して一番感動したのはこの時。
- 画角が狭いので主題を切り取り易い。
- F値が1.8 と明るい。
- 開放まで無理に使わなくても十分にボケる。
- 観光地や風景も意外と撮りやすい。
私は花の写真を取ることが特に好きなので、このレンズを買って本当に良かったと思います。
最短撮影距離が長くあまり寄れないという欠点はありますが、そもそも花の見頃には人が多く、近くに寄ってゆっくり撮影することはなかなかできません。
そんなときは中望遠のこのレンズがとても扱いやすいと感じます。
FE 85mm F1.8 (SEL85F18)を選んでイマイチに感じたこと
- 開放F1.8だとピントの合う範囲が非常に狭く、パープルフリンジが気になるのであまり使わない。
- 最短撮影距離が長く画角が狭いので、場所によっては扱いにくい。
- 所有カメラはコンパクトなSONY a7C。せっかくのコンパクトさを活かすため、先にFE 50mm F2.5 G (SEL50F25G)を買ったほうが良かったかもしれない。
値段との兼ね合いを考えると、FE 85mm F1.8 (SEL85F18)にはとても満足しています。
FE 85mm F1.8 (SEL85F18)の作例
ここからは実際に私が85mm単焦点レンズで撮影した写真をご紹介します。
すべて手持ち撮影後、Adobe Lightroom Classicで現像しています。
何枚かは傾きを少し修正していますが、画角の参考にしていただくためにトリミングはしていません。
購入する単焦点レンズの焦点距離で悩んでいる方に、85mmのレンズならこんな写真が撮れるという雰囲気だけでも参考にしていただければ幸いです。
花
バラは特に好きな被写体です。
春と秋を中心に、比較的長い期間撮影を楽しむことができます。
紫陽花もいいですね。
写真を趣味にしてからいろいろな種類や色があることを知りました。
縦構図も。
コスモスもいいですよね。
動物
動物も撮影してみました。
人と違い都合のいい場所でじっとしていてくれないのでなかなか難しいですね。
それだけにいい感じに撮れた時はとても嬉しい。
檻の中は暗いことが多いですが、明るいレンズなので余裕があります。
ペンギンも大好きでよく撮影します。
鳥を被写体にすると本格的な望遠レンズに興味が出てきますよね。
乗り物
オートバイや車、自転車などの乗り物の写真も楽しく撮影できます。
展示会などではどうしても人が写り込んでしまいますが、うまくぼかせればかえって会場の雰囲気が出せるので気に入っています。
オートサロン等、参加したいイベントがたくさんできました。
でも気付いた時には終わっている事が多いです。
空港で飛行機も撮影しました。
観光地
観光地の写真なども意外と撮りやすいことに気が付きました。
中望遠なので圧縮効果もあり、上手く活かせれば印象的な写真が撮れます。
観光地も当然人が多いので、必要に応じてぼかしてしまうことも可能ですね。
最初は人を避けることばかり考えていましたが、最近はあまり気にしないようになりました。
観光地に人がいるのは当たり前ですしね。
できるだけ顔がハッキリ写らないようには気をつけています。
風景
風景写真は広角で撮るイメージがありましたが、そうとも限らないようです。
自分が動けば風景も意外と楽しく撮れると感じています。
なにより広角でパースを活かした写真や、歪みを感じる写真があまり自分の好みではないことに気が付きました。
最近35mmの単焦点レンズを購入しましたが、35mmですらパースが気になることがあります。