巨大な防火壁の機能を持つ都営白鬚東アパートを中心に、東白鬚公園や汐入公園を散歩してきました。
目次
都営白鬚東アパートとその周辺
都営白髭東アパートの存在はずっと前から知っていました。
荒川沿いを散歩したり車で通りかかったりする時に、巨大な団地のような建物とその上にある黄色いチューブの様な物体が意識しなくても目に入っていたからです。
「あの黄色いチューブは何なんだろう。」
とずっと思いながら特に調べることもありませんでした。
実際に調べたのはこの団地の存在を知ってから10年以上経ってからのことです。
たまたま仕事の関係で訪れたのですが、初めて近くでこの団地を見た時、そのただならぬ雰囲気と巨大さに圧倒されました。
団地全体の長さはなんと1km超。
見るからに頑丈そうで、ちょっと恐怖を感じるほどの大きさでした。
防災団地として火災旋風から都民を守ることを目的としていると知り、驚いたものです。
東京に住んでいてもこの団地の存在を知らない人は多いのではないでしょうか。
実際私の家族は誰も知りませんでした。
写真にもありますが、屋上の黄色いチューブの正体は「貯水タンク」です。
大規模災害時、木造住宅密集地からの延焼を食い止めるために使用されます。
団地内各地に防災倉庫も設置され、食料等の備蓄もばっちり。
東白鬚公園と合わせ、何万人もの人が避難できるように設計されているそうです。
調べてみるとこの団地がとても頼もしく感じるようになり、白鬚東公園や汐入公園と合わせてとても好きな場所になりました。