宅配ドライバーは新車と中古車、どちらで始めるのが良い?

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こんにちは!ともです。

宅配ドライバーを始めるにあたり、新車を購入するか中古車を購入するか悩んでいる方も多いと思います。

よほどの自信が無い限り、中古車で始めるのが無難かと思います。

この記事では宅配業務用に中古車を購入する際に注意すべき点をご紹介します。

目次

 できるだけ状態のいい中古車で始めることが無難かも

私の場合宅配の仕事が向いていなかったときの事も考え、なるべく初期投資を抑えたいと考えました。

そのため30万円ほどの中古のダイハツハイゼットカーゴを、個人経営の店でよく考えず購入してしまいました。

しかし最初の半年で故障が連続したため、今考えるとこの選択は失敗だったと思います。

もう少し状態のいい中古車を、よく考えてから購入するべきでした。

アマゾンフレックスは初心者でも最初からひとりで配達に出ます。

なれない仕事でただでさえ大変なのに、故障が重なるとパニックになります。

なにより配達中に故障すると信用を失います。

 稼いだお金が修理費で消えていく恐怖

ほとんどの同業者がダイハツのハイゼットカーゴか、スズキのエヴリィで宅配をしています。

つまり同車種の中古車の多くが、宅配で酷使された可能性があるということです。

宅配では頻繁に停車するため、セルモーターやバッテリーは消耗しますし、待機中のエアコン使用によりオルタネーターは酷使されます。

私の購入した中古車も故障が連発し、最初の半年は稼いだお金のかなりの割合が修理費となりました。

駐車場・ガソリン・任意保険と維持費も必要なので、慣れないうちは宅配で利益を出すことは想像以上に大変です。

 修理・交換した部品

半年で修理・交換した部品は次のとおりです。

  • タイミングベルト(約4万円)
  • セルモーター(約3万円)
  • ブレーキランプ(約3千円)
  • バッテリー(約1万円)
  • タイヤ交換(約3万円)
  • イグニッションコイル(約3万円)
  • オルタネーター(約5万円 リビルド品)
  • O2センサー(約1万5千円) 

私はオルタネーターが故障して路上で停止したときに、心が折れました。

修理費がかさんでくると廃車にするタイミングもむずかしくなります。

せっかく修理したからもう少しがんばろうと、損切りしづらくなるからです。

最初から整備済みの認定中古車を購入しておけば、かかった費用は同じだったとしても、修理に無駄な時間と労力をかけなくて済みました。

 まとめ

私が購入した金額と修理費を合計するとおおよそ60万円になります。

メーカーの認定中古車がだいたいその金額くらいから販売しています。

激安中古車でも運がよければ故障しないかもしれませんが、「たけのこはぎ」のように、後からお金がかかるのは嫌ですよね。

なにより盲点だったことが、修理中は仕事ができないため収入もなくなってしまうことです。

結論として最初からある程度状態の良い、「認定中古車」を選ぶことが、精神的にもリスク管理的にもいいのではないでしょうか?

もちろん資金に余裕があり、強い意志で貨物軽自動車運送を始める場合や、自家用車としての使用も考えている場合は新車を購入してもいいのかもしれません。

これから貨物軽自動車運送を始める方の参考に少しでもなればうれしいです。

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