こんにちは!ともです。
ギグエコノミーが一般的となり、これから軽貨物運送を始めようとする方も多いようです。
この記事では、
私がアマゾンフレックスを始めたときに感じた、
「軽貨物運送業をこれから始めようとしている初心者が、最初に困りそうなこと。」
をまとめました。
アマゾンフレックス等、軽貨物運送業を始めようとしている方の参考になればうれしいです。
軽貨物運送初心者が最初に困りそうなこと①「駐車していい場所がわからない」
私はアマゾンフレックスドライバーを宅配未経験で始めました。
宅配を始めて最も困ったことは、どこに車を止めればいいのかわからない場所が多かったことです。
宅配を始めようと考えた時に、
「駐車場所を考える事」
がこんなに大変なことだとイメージできませんでした。
駐車場所がわからなくて慌てたのは、主に次のようなときです。
初心者の方はあらかじめイメージしておくだけでも、初日に慌てなくて済むと思います。
幹線道路沿いの小規模マンション
幹線道路沿いの小規模マンションには、敷地内に十分な駐車スペースが無いことがあります。
だからといってマンションの正面に駐車すると、交通量の激しい幹線道路の1車線をふさいでしまいます。
このような通行の妨げになりそうな場所は、駐車監視員の方々も多い傾向があります。
慌てずに駐車できそうな横道を探し、そこから小走りで運ぶと安全です。
大規模マンションの場合は業者用の駐車スペースがあることが多いので、初見の場合は慌てずに入り口を探しましょう。
大型の商業ビルやオフィスビル、高級マンションなど
有料の駐車場以外に、入り口が別の荷降ろし場があることがほとんどです。
入り口がわかりづらくてもあわてずに周囲を探しましょう。
荷降ろし場所に駐車したら防災センター等で受付をして説明を受けます。
ビルやマンションごとに配達ルールが異なりますので、初めての場所では必ず確認しましょう。
とくに高級マンションやセキュリティーの厳しいオフィスビルでは、居住者と異なるエレベーターを指定されることが多いです。
床や壁面が傷つかないよう、台車の使用が制限されることもあります。
一方通行で距離が長く狭い道
これに関しては残念ですが「後ろから車が来ないことを祈る。」しか無いようです。
慌てずに後ろから車が来たら待っていただきましょう。
ただし近隣の方に迷惑にならないように、ドアの開閉は極力静かにおこないましょう。
私は住民の方にお叱りを受けたことがあります。
こういったせまい道では止めやすい場所が限定されるため、どうしても同じお宅にご迷惑がかかりやすいです。
こちらにとっては初めての経験でも、相手のお宅にとっては毎日のことです。
できる限り配達対象の建物前に駐車しましょう。
物流センター等
敷地が広いうえに構造がわかりにくいことが多いので、初見では難しいことが多いです。
そもそも場所がわからないことがかなりの確率であるので、迷ったら配送先に電話して聞きましょう。
こういった場所では同じように初見のドライバーが迷うことが多いので、優しく教えてくれるケースがほとんどです。
駐車監視員がいる場合
一説には声をかければ駐禁は切られないとも言われますが、私は試したことはありません。
あきらめて他の場所を先に配るようにしています。
駐車場所がわからないとき全般に言えることですが、
「ヤマト運輸さんや佐川急便さんがどこに駐車しているか観察する。」
これが1番参考になります。
近くにヤマト運輸さんや佐川急便さんの車が駐車していたら、そこは比較的安全な場所ですので覚えて置きましょう。
次回の配達時に役に立ちます。
軽貨物運送初心者が最初に困りそうなこと②「大型マンションの構造がわからない。」
始めて訪問するタワーマンションや大型マンションでは、インターホンを鳴らす前に建物の構造を必ず確認しましょう。
インターホン周辺に館内案内図がある事も多く、確認前に入ってしまうと案内図が見えなくなってしまいます。
コンシェルジュや管理人が入り口付近にいる場合には、あいさつして部屋の位置を教えてもらいましょう。
自分で探そうとすると間違えることが多いので、遠慮せず質問したほうが確実です。
不審者が侵入した際、わかりにくいようにわざわざ複雑にしているのではないでしょうか?
部屋にたどり着くまで3回以上インターホンを鳴らすことも普通にあります。
軽貨物運送初心者が最初に困りそうなこと③「車の鍵の開閉がいちいち面倒。」
これも当たり前のことなのですが、車を用意して配達を始めてから気がついたことです。
私はとにかく初期投資をおさえたかったので、キーレスエントリーのない中古車を買ってしまいました。
とても後悔しています。
毎回カギをぬきさしするのはたいへんな労力ですし、紛失するリスクも高いです。
これから車も用意する人は、中古車でもいいのでキーレスエントリーは必須です。
軽貨物運送初心者が最初に困りそうなこと④「配達先の表札が無い、または建物名がわからない。」
同じ番地に複数の家があるとき、表札が無くて配達先がわからないことがかなりの確率であります。
建物名が荷物に書いてない場合も注意が必要です。
有料ですがゼンリンの配達アプリでほとんど解決します。
宅配をされるのであればぜひ検討してください。
軽貨物運送初心者が最初に困りそうなこと⑤「夜間は他の車から見えにくく危険を感じる。」
必死に配達をしていると、他の車の存在をうっかり忘れてしまいそうになります。
歩行者や他の車に注意して運転することは当然ですが、自分の身を守るために特に以下の点に注意してください。
- 光を反射する安全ベストを着用する。
- これから車を用意する場合、夜間でも目立つようホワイト系を購入する。
- 普段からリフレクト機能のあるスニーカーや帽子、上着等を着用する。
ウーバーイーツなどの配達も同じことが言えますが、とにかく自分を目立たせることが大切です。
まとめ
「軽貨物運送業をこれから始めようとしている初心者が、最初に困りそうなこと。」を紹介しました。
最初はわからないことだらけで不安だと思いますが、完璧に出来なくてあたりまえです。
持ち戻りの荷物も多いと思いますが、慣れるまでは事故を起こさないことが最優先です。
無事に帰れれば良しとしましょう。