こんにちは、ともです!
博物館や美術館などは、雨の平日はゆっくり過ごすことができておすすめです!
今回は雨の平日、国立西洋美術館常設展に行ってきました。
雨の平日、国立西洋美術館
ル・コルビュジエにより設計された国立西洋美術館は、2016年に世界遺産登録されました。
美術館の建築そのものが作品として評価されたことで、当時はずいぶんと話題になりましたね。
その後改装工事やコロナ禍を経て、現在はかなり落ち着いて見学することができます。
美術館入り口。
三角形の天窓から柔らかな光が差し込んでいました。
スロープを登ると少しづつ見え方が変わることもおもしろいです。
木の型枠にコンクリートを流し込んで作られたという柱は、木目がしっかりと浮き出ています。
建物のほとんどが、モデュロールと呼ばれる人体の寸法を基準にした尺度で設計されているそうです。
建築についても詳しく説明されたパンフレットがありますので、入場時に見ておくことをおすすめします。
上の写真右側は吹き抜けになっていて、下の写真の様に階下を見渡せます。
ロダンを中心とするフランス近代彫刻も見どころ。
本館、新館、前庭で年間を通じて展示されています。
東京国立博物館と同様に、常設展の展示物はほとんど撮影可能なことも嬉しいポイント。
写真撮影をしながら美術品を鑑賞できるなんて最高の贅沢です。
雨の平日は入場者が少ないことが多いので、ゆっくり撮影できて特におすすめ。
ここからは特にお気に入りの作品をご紹介します。
カルロ・ドルチ 悲しみの聖母
ラピスラズリで描かれた青のマントがとても美しい。
少し離れた位置からみても、とても目を引く作品。
ポール・シニャック サン=トロペの港
スーラとともに点描画の普及に努めたポール・シニャックの作品。水面のリフレクションと空のグラデーションがとても綺麗。
アンドレ・ボーシャン アルクマールの運河、オランダ
地味な作品のようですが、とても魅力的に感じました。
説明文を読んでみると、どうやらル・コルビュジエにより見出された画家の作品らしいです。
建物との相性もいいのかもしれませんね。