こんにちは!とも(@tomounso)です。
今回は上野公園不忍池からすぐのところにある、「旧岩崎邸庭園」を見学しました。
旧岩崎邸庭園
旧岩崎邸とは
旧岩崎邸は三菱を創設した岩崎家の第三代当主・久彌の本邸として建てられました。
園内には洋館・和館・撞球室の3棟が現存。
明治期の上層階級の邸宅建築を知る上で貴重な遺構となっています。
入園料は400円でした。
詳しくは公式ホームページをどうぞ。
旧岩崎邸・洋館
洋館と撞球室は英国人建築家、ジョサイア・コンドルの設計。
木造2階建・地下室付の洋館は主にゲストハウスとして使われていたようです。
ジャコビアン様式を基調にしながら、ルネッサンスやイスラム風モチーフなど、複数の様式を折衷しています。
1階は主に接客用、2階が寝室等の私的スペースになっています。
手すりの彫刻も凝っています。
天井はとても美しく作られていて、場所によって様々なモチーフが使われています。
円柱がとても立派です。
細かい部分まで丁寧に作られているのがよくわかります。
場所ごとに異なる天井のモチーフ。
出窓から覗く庭園と、柔らかな光が綺麗です。
こういう場所でお茶をしたら気分がいいでしょうね。
下の写真は表からみた様子です。
外観も美しい。
旧岩崎邸・撞球室
撞球室もジョサイア・コンドルの設計です。
スイスの山小屋をイメージさせる外観です。
天窓からハイジが顔を出しそう。
当時ビリヤードは紳士のたしなみだったそうです。
雨でも濡れずに移動できるよう、洋館とは地下通路でつながっています。
旧岩崎邸・和館
和館は大河喜十郎の施工と言われています。
剪定作業中だったので外観の撮影は控えましたが、この位置からの眺めがいい感じでした。
橋本雅邦が下絵を描いたと伝えられるふすまはこれでしょうか?
和館の一部屋は喫茶スペースになっています。
庭を眺めながらゆっくりお茶を楽しめます。
まとめ
上野公園はよく通るので「旧岩崎邸庭園」も存在は知っていたのですが、見学したことがありませんでした。
カメラを購入したので積極的になっていることもありますが、やはり何でも見てみるものだと改めて感じる時間でした。
近くにお住みでまだ見学されてない方は、ぜひ行ってみてください。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。