こんにちは!ともです。
「いそがしくて読書する時間もない」
多くの社会人が日々の生活に追われそう思っているはず。
平成28年の総務省の社会生活基本調査によれば、
日本人就業者の1日の平均学習時間はわずか6分だったそうです。
1日のうちわずかでも学習時間を確保できれば、今後の人生においてその差はたいへん大きなものになります。
オーディオブックを使えばインプットの量が格段に増え、学習効率がはね上がります。
今回は「オーディオブック」による「ながら読書」のメリットとデメリットをまとめました。
おすすめのオーディオブックサービス「Audible」と「audiobook.jp」も紹介しますので、ぜひ最後までおつきあいください!
オーディオブック(ボイスブック)とは
オーディオブックとは、「耳で聴く本」のことです。
ナレーターが本を読み上げてくれるので、目を使わずに読書を楽しめます。
かつてはカセットテープやCDを使用していましたが、最近はPC・スマホ・タブレットなどで簡単にダウンロードし聴くことができます。
多くの利用者が専用のアプリを使いスマホで聴いています。
持ち運びに便利で場所を選ばず、両手も空くので「ながら学習」に最適のツールです。
オーディオブック(ボイスブック)のメリット
スキマ時間を活用できる
オーディオブックなら様々な場面で「ながら学習」をすることができます。
- 移動しながら
- 家事をしながら
- 在宅勤務しながら
- 運動しながら
- 入浴しながら
いそがしくて時間がとれないようなときでも、「耳は意外とひま」です。
移動中やルーティンワークといわれるような作業中は、学習時間になる可能性が高いです。
スマホなどの端末があれば保管場所は必要ない
紙の本と違い音声データを保存するだけですので、何冊買ってもじゃまになりません。
かつては保管場所に困り泣く泣く処分することもありましたが、その心配はもはや必要ありません。
持ち運びは簡単で本棚も必要ありません。
外国語学習に向いている
オーディオブックで他言語の書籍を購入すれば、リスニングの勉強も効率良くできます。
特に英語学習についてはテキストや単語集も豊富ですのでとくに向いています。
TOEICやTOEFL等を受験する方にとって、もはや必須アイテムといっても過言ではありません。
Amazonが運営する「Audible」は外国書籍が豊富ですので、英語以外のリスニング教材にもなります。
読書が苦手でも続けやすい
そもそも読書が苦手な方にとって、聴くだけでいいというのは大きなメリットです。
途中で集中力がとぎれてしまったとしても、何回もくり返し聴くことで理解を深めることが可能です。
むずかしい本は「つんどく」になってしまうことが多いですが、オーディオブックなら聴くだけでいいのでだいぶハードルが下がります。
再生速度を変えることができる
使用するオーディオブックサービスによりますが、再生速度をある程度自由に変えられるのも大きなメリットです。
速度をあげて何度もくり返し聴けば内容の理解が深まりますし、数をこなす読書も可能です。
聴き取りづらい部分や難解な文章は、速度をおとしてじっくり聴くことで理解が深まります。
視力がおとろえても読書ができる
私は40歳を越えてから極端に視力が衰え、網膜裂孔もわずらい読書が厳しくなりました。
しかしオーディオブックのおかげで、視力の衰えや目の疲れを気にせずに読書ができるようになりました。
オーディオブックがスマホアプリとともに一般的になり、冊数も増えてきたためとてもありがたいです。
通勤時間のストレスが大幅に減る
職場が家から遠い方にとって毎日の通勤はたいへんなストレスです。
多くの方が読書等をしていると思いますが、満員電車の場合には身動きもとれませんのでなかなか集中できません。
満員電車ではそもそも本を持つこと自体がたいへんです。
オーディオブックを使えば両手が空きますし、目を閉じて聴くことに集中できますので他人からのストレスを感じにくくなります。
荷物は減り、知識も増えますのでまさに一石二鳥です。
小説は有名俳優やプロの声優の朗読で楽しめる
オーディオブック業界の盛り上がりにともない、オーディオブックサービス各社がナレーション品質の向上を競い合っています。
オーディオブックサービスによっては、有名俳優や人気声優を起用している作品も増えています。
仕事や学習の合間に、息抜きとして楽しんでみてはいかがでしょうか。
オーディオブック(ボイスブック)のデメリット
冊数が少なく値段が高い
だいぶ書籍の数は増えてきた印象ですが、録音に手間がかかるためまだまだラインナップは少ないです。
手間がかかるぶん価格が高い印象があるのも仕方がないことです。
今後もしばらくは新刊やベストセラーが中心になるでしょう。
需要は高まっているので今後に期待はできます。
イラストや図表、数字などを使用した本には向かない
視覚的な理解が必要な本はオーディオブックに向いていません。
電子書籍や紙の本と併用しましょう。
ななめ読みや戻って読むことはむずかしい
紙の本のようにチョット戻ったり、進んだりして目的の場所にサッと移動することはできません。
この点は慣れるまでだいぶ不便に感じます。
書き込みや付箋を貼ることができない
メモを書いたりアンダーラインを引いたりすることはできません。
外部の音に気づかず危険な場合がある
集中するあまり外部の音や車の気配に気付かず、危険な場合もあります。
ランニングや散歩中は場所を工夫し、片耳を開けるなどの注意が必要です。
特に自転車や車等の運転中は危険ですのでオーディオブックの使用は控えましょう。
おすすめのオーディオブック(ボイスブック)サービス
今回は代表的なサービスを2つ紹介します。
まずは以下の2つのサービスを無料で体験するのがおすすめです。
無料期間を利用して使い勝手や内容を比較してみましよう。
「Audible」
Amazonが運営するオーディオブックサービスです。
業界最多のラインナップを誇ります。
「audiobook.jp」
株式会社オトバンクが運営するオーディオブック配信サービスです。会員数は約30万人、作品数は約23,000作品です。
こちらも無料でお試しできます。
まとめ オーディオブック(ボイスブック)でスキマ時間を有効に使おう
オーディオブックを使えば、今までなんとなくすごしていた時間を簡単に学習時間に変えることができます。
もちろん小説などを楽しんで余暇として活用することも可能です。
どちらにしても今後の人生がさらに充実することは間違いありません。
電子書籍や紙の本にもまだまだメリットがありますので、うまく併用したいですね。
まだオーディオブックを利用していない方はこの機会にぜひ体験して、学習方法の選択肢を増やしてください。